私たち消費者に消費を働きかけるメディアは、大きく2つに分けることができます。
一つはインホームメディア
これは、消費者が自分の家や会社などの屋内にいるときに、目にして消費を促すもの。
テレビや新聞、雑誌、ラジオ、折り込みチラシなどがこれに当たります。
もう一つはアウトホームメディア
消費者が外に出て、移動、あるいは何らかの活動ををしている時に消費の衝動を起こさせるものです。
店舗の近くにきている人たちに訴求する看板などがこれに当たります。
インホームメディアは不特定多数の消費者に訴求できるメリットがありますが、情報を得てから店舗にたどり着くまで、家の外に出るという行動を起こさせなければなりません。
それに対してアウトホームメディアは、もともとその場所に来ている人に働きかけるメディアなので、極めて効率的で、さらにコストパフォーマンスが高い媒体なのです。
そのアウトホームメディアの代名詞ともいえるのが、看板なのです。
店舗に設置されている看板の効果は、潜在的な顧客の認知度をあげるということです。
それに加えて、「商品」「対応力」「サービス」を店舗の魅力として看板内容でアピールする事ができます。
また、看板はチラシと違って、一度見て捨てられる事がないし、その場所を通る老若男女すべてに対して効果を発揮でき、広告を見る人を限定すること無くアピールできます。
よって、看板は他の販売促進策と比べると費用対効果が良く、店舗を発見してもらわなければ売上が上がらないという店舗にとって、非常に大きな意味をもつものなのです。
つまり、看板の効果を軽視して、その他の販促を消費者に向けて打ったとしても、売上は上がりません。
看板、チラシ、セールスプロモーションそれぞれの販促効果を正しく認識し、売上アップのための販促戦略を展開する必要があるのです。
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